毎日の食事で使うコップやお皿。家族が多いと、いつの間にか食器棚がゴチャゴチャになり、どこに何があるのかわからなくなってしまうこともありますよね。特に「片付けてもすぐに散らかる」「家族が自分で食器を戻してくれない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？
実は、ちょっとした収納ルールを決めるだけで、誰でも簡単に片付けられるキッチン収納が実現できます。今回は、家族みんなが使いやすく、片付けやすい食器の収納アイデアをご紹介します！
家族みんなが使いやすい収納の基本
取りやすく戻しやすい配置とは？
まず大事なのは「誰でも迷わず取り出せて、元に戻せる収納」にすること。収納の基本ルールとして、以下のポイントを押さえましょう。
- 使用頻度の高い食器は、腰から目線の高さに配置する
- 奥にしまわず、取り出しやすい位置に置く
- 重ねすぎない（3～5枚程度が理想）
- 家族の手の届く高さにコップを配置する
こうすることで、家族が自然と食器を出し入れしやすくなり、片付けもスムーズになります。
「一軍食器」と「二軍食器」を分ける
毎日使う食器と、来客用や特別な日に使う食器を分けて収納すると、スッキリとした食器棚になります。
「一軍食器」＝日常使いのもの → 取り出しやすい場所に
「二軍食器」＝たまにしか使わないもの → 高い棚や奥のスペースに収納
これだけで、普段の食器選びがグッとラクになりますよ！
家族と一緒に続けられる収納ルールの作り方
誰でも戻せる仕組みを作るコツ
収納がうまく機能しない原因のひとつが「戻す場所が決まっていない」こと。誰でも片付けられるように、家族でルールを決めておくと良いでしょう。
- 食器の定位置を決める（ラベルを貼ると◎）
- 「ここに戻してね」とシンプルなルールを伝える
- 子どもでも届く位置に子ども用食器を収納する
- 収納方法を家族みんなで決め、意識づける
- 新しく増えた食器は、その都度定位置を決める
- 家族の誰が片付けても、元の場所に戻るように習慣化
家族全員が理解しやすいシンプルなルールを作ることで、「誰かに頼らず、自分で片付ける」意識が生まれます。
収納を定期的に見直す
家族の生活スタイルが変わると、使う食器の種類や量も変わります。半年～1年に1回は食器の見直しをして、不要なものを減らしましょう。
- 使っていない食器をリストアップする
- 必要なものだけを残し、余分なものは処分またはリサイクルへ
- 家族で「この食器、本当に必要？」と話し合う
- 食器の整理と同時に、収納スペースの掃除も行う
この習慣を続けることで、使いやすさをキープしながら、収納の無駄を減らすことができます。
コップとお皿をスッキリ収納するアイデア
「よく使う vs あまり使わない」で分ける
よく使う食器を手前に、あまり使わない食器を奥に収納することで、ムダな出し入れの手間を省けます。特に家族で共有する食器は、使いやすい位置に配置することが大切です。
立てる？ 重ねる？ 食器の収納スタイルを選ぶ
お皿は重ねる収納が一般的ですが、仕切りスタンドを使って立てて収納すると、取り出しやすくなります。
- 平皿やプレート → 立てる収納がベスト
- 深皿や小鉢 → 重ねてもOK（3～5枚まで）
- コップ → 1段に並べて見やすく配置
また、コップ類は「吊るす収納」や「スタッキング可能なデザイン」を選ぶと、スペースを有効活用できます。
省スペース収納アイテムを活用する
100均や無印良品などで手に入る便利グッズを活用するのもおすすめです。
- 仕切りスタンド（プレート収納に最適）
- 引き出し式ラック（上下の空間を有効活用）
- マグネットラック（コップ収納に活用）
収納グッズを取り入れることで、家族みんなが使いやすい環境を作れます。
もっとラクに！ 片付けを助けるアイテム活用法
「カゴ収納」で種類ごとに分ける → 家族が自分の食器を収納しやすくなる
「吊り戸棚の下にラックを設置」 → デッドスペースを活用
「回転台を使う」 → 奥にある食器も簡単に取り出せる
「伸縮可能な棚」 → キッチンの空きスペースを最大限活用
「壁掛け収納」 → よく使う食器をすぐに取り出せるようにする
ちょっとしたアイテムを取り入れるだけで、家族全員が快適に使える収納が実現できます。
こんな収納はNG！ 片付けにくい収納の落とし穴
収納方法を工夫しても、意外なところに落とし穴があることも。以下のような収納は、片付けにくさの原因になりがちなので注意しましょう。
奥行きが深すぎる棚 → 奥に入れた食器が見えなくなり、使わない食器が増えてしまう
高すぎる位置への収納 → 手が届かず、出し入れが面倒になり片付けが後回しに
食器を詰め込みすぎる → 取り出しづらく、片付けがストレスに
ラベルなしで収納場所が不明瞭 → 家族がどこに戻せばいいかわからず散らかる原因に
収納を見直す際は、「取りやすさ」「戻しやすさ」「家族全員がわかりやすいか」を意識すると、より快適なキッチンになります。
まとめ
家族で共有する食器の収納を工夫することで、日々の片付けがグッとラクになります。ポイントは、
使いやすい高さや取り出しやすさを意識する
食器を「一軍」と「二軍」に分けて収納する
家族が迷わず戻せるよう、収納ルールを決める
便利な収納アイテムを活用する
定期的に見直しをして、必要なものだけを残す
これらを意識することで、キッチンがスッキリし、家族みんなが快適に食器を使えるようになります。ぜひ、今日から実践してみてくださいね！
