「たたんでしまったはずなのに、着ようと思ったらシワだらけ…」そんな経験はありませんか?
忙しい朝にシワ伸ばしに時間を取られるのは、できれば避けたいもの。
この記事では、実践しやすい衣類収納術をギュッとまとめました。クローゼットの使い方から旅行時の工夫まで、今日からできるコツばかりなのでぜひ試してみてくださいね。
シワを防ぐ収納の基本
シワにならない服の収納方法
基本は「余裕を持たせて空気を通す」こと。詰め込み過ぎると衣類同士が押し合い、クセがつきやすくなります。
・ハンガーは指一本が入る程度の間隔で掛ける
・引き出し収納は7〜8割のスペースでとどめる
・厚みのあるニットは畳んで平置きし、肩伸びを防止
衣替え時の注意点
オフシーズンの衣類は必ず洗濯・乾燥してから収納を。皮脂や汗が残ったままだと黄ばみやカビの原因になります。
さらに、畳む前に衣類スチーマーで軽く蒸気を当てると、シワが伸びるうえ雑菌も減って一石二鳥です。
収納時に気をつけるべき湿気対策
湿気はシワとカビの大敵。
・クローゼットの扉は週1回以上、5分程度開放
・除湿剤は衣替えごとに交換
・湿気がこもりやすい下段にはスノコを敷くと通気性アップ
丸めて収納するメリットとデメリット
Tシャツやニットの丸め方
1. 袖を内側に折り、長方形にする
2. 衣類の裾側からきつすぎない力でくるくる巻く
3. 巻き終わりを内側に差し込むと崩れにくい
メリット:シワが分散し、パッと取り出しやすい/デメリット:シルクなど繊細素材には不向き
ブラウスやシャツの正しい丸め方
衿を立てたまま畳み、最後に衿を内側に折り込んで巻くことで、衿崩れを防げます。
薄手のブラウスは2〜3枚重ねて巻くと、一本のロール状になり収納が省スペース。
丸めた服の収納スペースの活用法
下着用の仕切りケースや、100円ショップの深型ボックスがピッタリ。縦に並べれば一目で把握でき、衣替えも楽々です。
ハンガーを使った収納のコツ
カジュアルシャツのハンガー収納法
肩幅に合った薄型ハンガーを選ぶとシワも肩ポコも防げます。木製は滑りにくく、型崩れしやすいリネンシャツに最適。
ワイシャツやブラウスのハンガー収納アイデア
ポイントはボタンを第二ボタンまで留めること。前立てがズレず、自然にシワが伸びます。
アイロン後は完全乾燥前に吊るすと余熱でシワがピン!
ズボンやスラックスのハンガー活用法
二つ折りクリップ式ハンガーより、ウエストを丸ごと挟むスラックスハンガーがおすすめ。重力で折り目が整うのでアイロン時間を節約できます。
引き出しに最適な服のたたみ方
コンパクトな服のたたみ方
「厚みは同じ、幅はバラバラ」を意識すると凸凹が出にくく、引き出しがスムーズ。最後に手で上から軽く押さえ、空気を抜くとシワ防止に。
引き出し収納の整理テクニック
・色別より使用頻度別に手前から並べる
・薄手インナーは仕切りボックスで自立させる
・スペースが余ればタオルを丸めて詰め、衣類のズレ防止に
頻度別の服の引き出し収納
週2回以上着る服は上段、月1程度の服は中段、オフシーズンは下段へ。取り出しやすさがシワ軽減と時短に直結します。
旅行時の持ち運びに便利な収納方法
シワにならない旅行用衣類の選び方
ポリエステル混・ジャージー素材など伸縮性のあるものをセレクト。リネンやレーヨンは湿気でシワになりやすいので最小限に。
旅行中の衣類整理テクニック
・夜着た服はホテルのハンガーに掛け、浴室の蒸気でリフレッシュ
・帰宅時は洗濯ネットにカテゴリ分けして入れ、そのまま洗濯機へ直行
旅行用バッグの活用方法
キャリーケースはコンパートメント型が便利。片面にシワになりやすいワイシャツを平置きし、もう片面に丸めたTシャツを詰めれば崩れにくい配置が完成。
衣類保管のためのボックス活用法
シワ防止に役立つ衣類収納ボックス
不織布製ボックスは通気性◎。ラベルホルダー付きなら中身が一目瞭然で出し入れもラク。
季節ごとの収納ボックスの選び方
・夏物:浅型+通気孔でムレ防止
・冬物:深型+防虫シート併用でホコリ・虫対策
・フォーマル:専用不織布カバーに入れ、ボックス保管
ボックス収納のデメリットと対策
「取り出しが面倒」「底の服が潰れる」などの悩みは、中仕切りとラベル管理で解決。半年に一度の見直しで無駄な圧縮を防ぎましょう。
服の種類別おすすめ収納法
Tシャツやタンクトップの収納アイデア
ファイルケースを縦に並べれば、色柄が一目瞭然。1アイテム=1枠で迷い知らずの朝に。
ワンピースやスカートの収納方法
薄手ワンピースはクリップハンガーで裾を挟み、逆さ吊りすると重さでシワ伸ばしに。フレアスカートは輪っかハンガーに丸め入れると丈が崩れません。
下着や靴下の整理術
仕切りケースに丸めて立てる→探しやすい
ブラはカップを重ねて横置き→型崩れ防止
靴下は履き口を折り返さず重ね入れてゴム伸び抑制
スペースを有効活用する収納アイデア
クローゼット内の仕切り活用法
突っ張り棒+カーテンクリップで簡易ハンガーバーを増設。丈の短いトップス下にバッグを掛ければ、デッドスペースが消えます。
壁面を使った収納の工夫
有孔ボードにS字フックをセット。帽子やストールを掛けるとシワ防止&ディスプレイ効果で気分もアップ。
小物収納でクローゼットを整理するコツ
アクセサリーはポケット付きハンガーへ。朝のコーデチェックが一瞬で終わり、服を探す時間とシワのリスクを減らせます。
シワ防止のための洗濯・アイロンテクニック
洗濯時の注意点
洗濯ネットは畳んだ状態で入れると摩擦が減りシワ減少。脱水は短め30秒でOK。
アイロンがけの基本とコツ
高温設定=早く終わるわけではありません。素材別温度を守り、スチームはアイロンを軽く浮かせて使うとテカリ知らず。
シワ防止のための干し方
・肩ラインに合わせた厚みハンガーで干す
・パンツはピンチで裾を挟み逆さ吊り→重力で折り目がまっすぐ
・部屋干し時は扇風機の風を当てて速乾、シワ定着を防ぐ
まとめ
シワ知らずな服の収納は、収納前のひと手間と空気の通り道づくりがポイントです。
丸める・掛ける・畳む、それぞれの特徴を理解して使い分けることで、毎日の身支度がグッとラクになります。今日からできる小さなコツを取り入れて、シワに悩まないハッピークローゼットを手に入れましょう♡