デスクスペース、なんだかいつもごちゃごちゃしていませんか?
在宅ワークやリモート授業が日常になり、家族それぞれが同じスペースを使うようになった今、
**「共用のデスクスペース」がごちゃついて使いにくい…**と感じていませんか?
「片付けたつもりなのに、また散らかる」
「誰の物かわからない紙や文房具が増える」
「すぐに必要なものが見つからない」——
そんなプチストレスを解消するには、“家族みんなが使いやすい仕組み”をつくることがポイントです。
この記事では、わが家で実際に取り入れてみて効果のあった整理術や収納アイデアをもとに、家族で共用するデスクスペースを快適に整えるコツをご紹介します!
整理の第一歩は「使う人」と「使い方」を見える化
誰がどんなふうに使っている?役割分担を明確に
共用デスクが散らかりやすいのは、使う人の目的がバラバラなのに、収納やルールが共有されていないからかもしれません。
例えば…
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パパ:在宅ワーク用にパソコン・文房具を使用
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ママ:家計簿やプリント整理、ちょっとした作業に
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子どもたち:宿題や工作、タブレット学習
このように、それぞれの“使い方”が違うんです。
まずは家族で話し合って、「誰が」「何を」「どんなふうに」使っているのかを整理してみましょう。
簡単にメモや一覧にしてみると、「あれ?パパと子どもで同じ引き出しを使ってる?」など、整理すべきポイントが自然と見えてきます。
“家族全員”が使いやすい収納配置の考え方
共用デスクの収納は、「誰が見てもわかりやすく」「誰でも使いやすい高さ・場所」が鉄則。
我が家では、以下のような配置を意識しています:
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上段の引き出し:大人用(書類やペン、PC関連グッズ)
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真ん中のトレイ:家族共通(ハサミ・のり・メモ帳など)
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下段のボックス:子ども用(学習道具、色鉛筆など)
家族みんなで話し合って、「これは共用」「これは個人のもの」とざっくりゾーン分けするだけでも、ごちゃつきがぐっと減りますよ!
ごちゃつき防止!アイテム別の収納テクニック
文房具:すぐ使うもの・たまに使うものを分ける
文房具って、気がつくとどんどん増えてしまいがちですよね。
「どこに何があるかわからない」「同じものがいくつもある」なんてことも。
そこで我が家では、「よく使うセット」と「予備セット」に分けて収納しています。
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よく使う:ハサミ、のり、定規、鉛筆、ボールペン → デスク上の小物ケースに
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予備・ストック:替え芯、未使用のノートなど → 引き出しの奥へ
さらに、「使い終わったら戻す」場所をラベリングしておけば、家族全員が自然と元の場所に戻せるようになります。
書類:一時置きと保管の区別をつけよう
学校からのプリント、仕事の書類、町内会のお知らせ…紙類はあっという間に山になりますよね。
わが家では、紙の流れをこんなふうに整理しています。
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一時置きトレイ(“今日の紙”)
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確認・処理中(“見る・やる”フォルダ)
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保管用ファイル(ジャンル別に分類)
この“3段階”で流れをつくるだけで、「あれ?この紙、なんだっけ?」が激減しました。
デジタルグッズ:コード・充電器の迷子を防ぐ工夫
コード類って、どれが誰のかわからなくなりがち。
見た目もぐちゃっとして、ストレスの原因になります。
おすすめは「ファスナー付きポーチ+ラベル」の組み合わせ!
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パパのPC充電器 → 青いポーチに「PAPA」
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子どものタブレット → 黄色のポーチに「KIDS」
見た目がすっきりするうえ、使いたいときにすぐに見つかります。
家族で片付けを「共有」するルールづくり
ラベリングや“定位置ルール”でわかりやすく
家族みんなが使う場所だからこそ、「戻す場所が決まっていない」と混乱しやすくなります。
そんな時に役立つのが、「ラベリング」と「定位置ルール」。
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引き出しや収納ボックスにラベルをつける
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子どもにもわかるように、イラストや色で分ける
「見てわかる」「使ってわかる」収納は、年齢を問わず誰にとってもやさしい仕組みになります。
週1回の「リセットタイム」でリバウンド防止
どんなに工夫しても、忙しい日々の中では少しずつ散らかっていくもの。
そこでわが家では、毎週日曜日に「10分だけデスク整理タイム」を実施しています。
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いらない紙は処分
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散らかった文房具を元の場所へ
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空きスペースを確認して整理しなおす
短い時間でも定期的にリセットすることで、常に心地よい空間を保てるようになります。
我が家のデスク整理アイデア3選
① 家族別トレイで“ちょい置き”を管理
それぞれが使ったものを「とりあえず置く」場所って、放っておくと散らかりの温床に…。
我が家では「家族別トレイ」を導入して、ちょい置きをルール化しました。
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白トレイ:ママ用
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青トレイ:パパ用
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黄色トレイ:子ども用
それぞれの“仮置き場”があることで、混乱が減って快適になりました!
② 壁面収納でスペースを有効活用
デスクの上に物が増えすぎたとき、「壁」を使うのがおすすめ。
100均のワイヤーネットに小物を引っかけたり、マグネットボードを使ってお知らせを貼ったりと、工夫次第でスッキリ収納に早変わり!
限られたスペースでも、「縦の空間」を活用すると一気に広く感じられますよ。
③ 子どもと一緒に「お片付け当番表」を作成
子どもがデスク整理に関心を持ってもらえるよう、「今週のお片付け係」を決めて、一緒に整理をする習慣に。
「係をする日」は自分の文房具も率先して戻してくれるようになり、「ちょっとした自信」にもつながったようです。
まとめ:小さな工夫で、家族全員が快適なデスク空間に
共用のデスクスペースを整えるには、「誰か一人が頑張る」のではなく、「家族全員で快適さを育てる」意識が何より大切です。
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まずは使う人と使い方を見える化
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使いやすい配置とラベリングでストレス軽減
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週1回のリセットタイムで整った空間をキープ
ごちゃごちゃが減ると、自然と家族の会話も増え、作業や学びの時間もより豊かになります。
ぜひ、ご家庭に合った整理術を見つけて、心地よいデスクスペースを一緒につくっていきましょうね。