「ただいま!」の声とともに脱ぎっぱなしの靴たち──。毎日の光景にちょっとため息が出てしまうこと、ありませんか?
玄関は家族みんなが毎日使う場所。だからこそ、ちょっとした工夫でグッと快適になり、家の印象まで明るく変わります。でも、「忙しくて整理する余裕がない」「子どもが片付けてくれない」そんな悩みを抱えている方も多いはず。
この記事では、家族全員がムリなく靴を整理できるテクニックや収納アイデアを、実体験や実例を交えてご紹介します。「続けられる片付け」をテーマに、あなたの玄関スッキリ計画をサポートします!
家族みんなの靴、ちゃんと片付いてる?
よくある玄関の悩みとその原因
- 靴が多すぎて入りきらない
- 子どもが靴をそろえず脱ぎっぱなし
- 収納スペースが足りない
これらの悩み、根本的な原因は「収納と運用の仕組みが整っていない」こと。つまり、家族それぞれに合った収納の形やルールがないと、どれだけ片付けてもすぐに散らかってしまうんです。
靴の量を把握するところから始めよう
まずは家族全員の靴の数を確認するところからスタートしましょう。1人あたり何足持っているか、季節外の靴はどれだけあるか、一度「見える化」するだけで意識が変わります。
今日からできる!家族の靴の整理整頓
必要な靴だけを残す
靴は意外と「使ってないけどなんとなく残ってる」ものが多いもの。家族で一緒に「最近履いた靴」「今シーズン履く靴」に絞ってみましょう。
▶実例:3人家族のKさん宅
子どもと一緒に「靴の見直しタイム」を実施。「これは今履いてる」「これはもうキツいね」と話し合いながら、不要な靴はリサイクルに出しました。子どもも自分の靴に興味を持つようになったそうです。
シーズンごとの見直しで収納をラクに
冬用のブーツや夏のサンダルなど、季節外の靴は別の場所にまとめて保管するだけで、玄関収納はかなりスッキリします。
▶ポイント
- シーズン外の靴は衣装ケースやクローゼットへ
- 湿気対策に乾燥剤や新聞紙を入れておく
子ども用は“わかりやすさ”がカギ
お片付けを習慣化させるには、「どこに置けばいいか」が明確であることが大切。子どもの靴収納には写真やラベルを活用しましょう。
▶実例:2児のママMさん宅
100均のラベルシールに子どもの似顔絵を描いて靴箱に貼ったところ、子どもたちが自分で進んで片付けるように!「ママこれで合ってる?」と確認してくれる姿がかわいいんだとか。
使いやすさ重視の玄関収納アイデア
家族ごとの収納ゾーンをつくる
家族それぞれの靴を分けて収納することで、取り出しやすく、片付けやすくなります。専用スペースがあると、自分の靴に責任を持つ意識も芽生えます。
▶実例:5人家族のYさん宅
無印のスタッキングシェルフを使って一人ずつの“靴棚”を作成。名前のプレートをつけて、誰のものか一目で分かるように。帰宅後はそれぞれの棚に靴を戻すのがルールに。
シューズラックやボックスの選び方
シンプルなデザインで掃除がしやすいもの、通気性がよいものを選ぶのがコツ。扉つきのシューズボックスなら、来客時も玄関がスッキリ見えます。
壁やドア裏のスペースを上手に使おう
突っ張り棒やフック、ウォールポケットを使えば、限られた玄関スペースも有効活用できます。
▶アイデア例
- ドア裏にマスクや除菌グッズをまとめて収納
- フックで傘や帽子を壁掛けに
- 壁面ラックでスニーカーを“見せる収納”に
収納を習慣化するちょっとした工夫
見える化で子どもも片付けやすく
透明のケースや写真ラベルを活用すると、小さな子でもどこに何を置けばいいか分かりやすくなります。
ラベルや写真で「自分の場所」を明確に
子どもも大人も、自分の収納スペースがあると自然と片付けが身につきやすくなります。
お片付けが続く仕組みづくり
- 帰宅後に「靴を片付ける→手を洗う」がルーティンになるよう声かけ
- 家族会議で「靴の見直し日」を決めるのもおすすめ
家族みんなが心地いい玄関をめざして
朝の動線を意識した収納配置
よく履く靴は取り出しやすい場所に。逆に、冠婚葬祭用など使用頻度の低い靴は奥に収納してOK。
スッキリ見える工夫で来客にも好印象
玄関に余計なモノがないだけで、家全体が整っている印象に。靴は並べすぎず、出しておくのは一人一足までが理想です。
家族の声を取り入れて収納をアップデート
「これ不便だな」「ここが使いづらい」など、実際に使う家族の声は改善のヒント。ときどき意見を聞いて、より良い玄関収納を一緒に作っていきましょう。
まとめ:無理なく続けられるからこそ、続く片付け
玄関がスッキリしているだけで、毎朝の気持ちが少しだけ軽くなります。家族みんなが使いやすい収納、そして“自分で片付けられる”仕組みを作ることが、ストレスフリーな暮らしの第一歩です。
まずは今日、玄関に並ぶ靴を数えてみるところから始めてみませんか?
あなたとご家族の「ただいま」が、もっと気持ちいい時間になりますように。