誕生日会やホームパーティーなど、家族イベントの後は楽しい余韻に浸る間もなく、「片付け地獄」が始まる…そんな経験、ありませんか?
せっかく準備も頑張ったのに、後片付けでぐったりしてしまうのはもったいないですよね。
実は、イベント後の片付けをラクにするコツは「事前準備」と「仕組みづくり」にあります。
この記事では、家族全員が協力しながら無理なく実践できる片付け効率化の工夫を紹介します。 「やらなきゃ…」から「やってよかった!」に変わるヒントが詰まっています。
イベント後こそ大切!片付けを効率化する3つのポイント
片付けの「前準備」が成功のカギ
イベントが終わってから片付けを始めるのでは遅すぎる! 実は、片付けがスムーズにいくかどうかは準備段階で8割が決まるとも言われています。
たとえば、
- ゴミ袋を事前に数カ所設置しておく
- 使用済みの食器を置くトレイを用意しておく
- 使い終わった飾りをすぐしまえるよう、空の収納ボックスを待機させておく
これだけでも、あとの動きが段違いにラクになります。
使用アイテムは“まとめて管理”が時短に
バラバラに収納してしまうと、後片付けのたびに探す時間が発生します。
「イベントグッズボックス」や「飾りつけセット」など、用途別にひとまとめにして管理しておくと、「出す・しまう」が驚くほどスムーズに。
透明の収納ボックスにラベルを貼っておくと、家族みんなが迷わず使えます。
“動線”を意識した配置で片付けがぐんとラクに
食器を洗う、テーブルを拭く、ゴミを集める…こうした流れを考えて、物の配置を整えておくだけで、後片付けの効率がぐんとアップします。
たとえば、キッチンとリビングの間に「仮置きスペース」をつくっておけば、集めた食器を一時的にまとめておけて、洗い物の流れが止まりません。
また、ゴミ袋をリビング・キッチンの数カ所に設置しておくと、ゴミの回収が自然に進みやすくなります。さらに、テーブル拭き用のウエットシートや掃除用具も手の届く場所に置いておくと、片付けの動線がよりスムーズになります。
家族みんなが動ける片付けの仕組みづくり
役割分担はイベント前に決めておく
イベントの後、「誰が片付けるの?」となってしまうと、疲れもあって気まずい空気に…。 そうならないためにも、事前に役割を決めておくのがベストです。
例)
- 子ども → おもちゃ・飾りの回収
- 保護者① → 食器の仕分け&ゴミまとめ
- 保護者② → キッチン周りと片付けチェック
「自分のやること」が明確になっているだけで、家族の動きがスムーズになります。
子どもでもできる“お手伝いリスト”の工夫
子どもにとって「片付け=面倒なこと」にならないよう、ゲーム感覚を取り入れてみるのもおすすめです。
たとえば、
- 「◯個の飾りを回収できたらシール1枚」
- 「早く終わった人はデザートが豪華に!」
内容は子どもの年齢や性格に応じて調整することで、無理なく楽しく取り組めます。
など、楽しさをプラスすることで“参加している感覚”が高まり、意外と自ら動いてくれます。 年齢に応じて内容や難易度を調整するのもポイントです。
「片付けタイム」を楽しく演出する方法
音楽を流す・タイマーを使ってゲーム感覚にするなど、楽しい雰囲気を意識することで、「片付け=家族イベントの一部」に。
我が家ではお気に入りのプレイリストをかけながら、5分間の「一斉片付けタイム」を取り入れています。 時間を区切ることでダラダラせず、達成感も感じられるんです。
イベント別!スムーズ片付けアイデア集
誕生日パーティーは「飾り」「プレゼント」「ゴミ」に注目
- 飾りは「すぐ剥がせるテープ」で取り外しラクに
- プレゼントは“まとめて一時置き場”に集めておく
- ゴミ袋はカラフルで可愛いものを使えば、インテリアの邪魔にならず気持ちも上がります
ホームパーティーは「食器」「キッチン」「リビング」の動線がカギ
- 使い捨て食器と繰り返し使う食器は最初から分けて使用
- テーブルクロスやランチョンマットは汚れても洗いやすい素材を選ぶ
- ソファやラグなどはイベント前に布カバーで保護しておくと、後処理がラク!
季節イベントは“使いまわし”&“収納場所”をセットで考える
- ハロウィンやクリスマスの飾りは「今年使ったもの」と「来年も使えるもの」を仕分けて収納
- 収納ボックスには「次回使う月」や「使用場所」を記入しておくと迷いません
片付けをラクにする!おすすめグッズ&収納術
イベント後の片付けをスムーズにするには、便利なグッズや収納アイデアの活用が効果的です。
使い捨て or 繰り返し使える?イベントアイテムの選び方
- 毎回使う紙皿・紙コップ → 100均でおしゃれ系をストック
- よく使う飾り(ガーランドなど) → 布素材や繰り返し使える素材を選ぶ
「手間をかけずに楽しむ」には、アイテム選びも重要なんです。
片付けやすさ重視の収納ボックス活用術
- 中が見える半透明ボックス+ラベルで迷わない
- 「飾りつけセット」「食器類」「思い出保存」などジャンル別に収納
- 高い場所にしまうときは取っ手付きの収納が便利
よくある「片付かない原因」とその対策
原因 | 対策 |
---|---|
物の置き場所がない | 事前に“仮置きスペース”を確保 |
何をどこに片付けるかわからない | ラベル・仕分けリストを用意 |
一人で全部片付けようとして疲弊 | 事前の役割分担で“みんなで” |
まとめ|楽しい時間のあとも、心地よく締めくくろう
イベント後の片付けは、どうしても面倒に感じがち。 でも、ちょっとした工夫と事前の準備で、驚くほどスムーズに終わらせることができます。
- 家族で役割をシェアする
- 楽しさを取り入れる
- 「片付けもイベントの一部」として考える
この3つを意識するだけで、イベントの後も心地よく過ごせるようになりますよ。
完璧を目指すよりも、「自分たちらしくラクに続けられる形」を見つけることが大切です。 次のイベントは、片付けも含めて“楽しめる時間”にしていきましょうね。